今年の競馬もあと一週
今週末の中央競馬JRAは、今年1年の総決算、第60回有馬記念が中山競馬場で行われます。
ゴールドシップ(栗東・須貝)、ラブリーデイ(栗東・池江)、ショウナンパンドラ(栗東・高野)、キタサンブラック(栗東・清水)をはじめとする、今年の中央競馬JRAを彩った豪華メンバーが出走の予定です。
有馬記念の登録馬一覧
出 | 馬名 | 性齢 | 予定騎手 | 脚 | 種牡馬 | 前走 | 着 |
アドマイヤデウス | 牡4 | 岩田康誠 | 差 | アドマイヤドン | JCG1 | 16 | |
アルバート | 牡4 | A.アッゼニ | 差 | アドマイヤドン | ステイG2 | 1 | |
オーシャンブルー | 牡7 | H.ボウマン | 追 | ステイゴールド | 金鯱賞G2 | 11 | |
キタサンブラック | 牡3 | 横山典弘 | 差 | ブラックタイド | 菊花賞G1 | 1 | |
ゴールドアクター | 牡4 | 吉田隼人 | 先 | スクリーンヒーロー | アルゼG2 | 1 | |
ゴールドシップ | 牡6 | 内田博幸 | マ | ステイゴールド | JCG1 | 10 | |
サウンズオブアース | 牡4 | M.デムーロ | 差 | ネオユニヴァース | JCG1 | 5 | |
除 | サトノノブレス | 牡5 | 先 | ディープインパクト | 金鯱賞G2 | 3 | |
ショウナンパンドラ | 牝4 | 池添謙一 | 差 | ディープインパクト | JCG1 | 1 | |
ダービーフィズ | 牡5 | 田辺裕信 | 差 | ジャングルポケット | JCG1 | 9 | |
除 | トーセンレーヴ | 牡7 | 差 | ディープインパクト | ディセン | 1 | |
ヒットザターゲット | 牡7 | 小牧太 | 追 | キングカメハメハ | JCG1 | 13 | |
除 | ペルーサ | 牡8 | 追 | ゼンノロブロイ | JCG1 | 17 | |
除 | マイネルフロスト | 牡4 | 差 | ブラックタイド | 金鯱賞G2 | 4 | |
マリアライト | 牝4 | 蛯名正義 | 差 | ディープインパクト | エリ女G1 | 1 | |
ラストインパクト | 牡5 | 菱田裕二 | 追 | ディープインパクト | JCG1 | 2 | |
ラブリーデイ | 牡5 | 川田将雅 | 先 | キングカメハメハ | JCG1 | 3 | |
リアファル | 牡3 | C.ルメール | 逃 | ゼンノロブロイ | 菊花賞G1 | 3 | |
ルージュバック | 牝3 | 戸崎圭太 | 追 | マンハッタンカフェ | エリ女G1 | 4 | |
ワンアンドオンリー | 牡4 | 浜中俊 | 先 | ハーツクライ | JCG1 | 7 |
終わり良ければすべて良し
四度目の出走
注目はやはり、このレースを最後にターフを去るG1レース6勝馬のゴールドシップでしょう。馬券を買う人、乗り役さん関係者さん達をあざ笑うかのような、その気難しさに私たちは楽しく(?)振り回されて来ました。
AJCC(G2)では、単勝1.3倍の圧倒的人気も見事に裏切られ、その後の阪神大賞典(G2)と天皇賞(春・G1)は力強く完勝。そして、また宝塚記念(G1)とジャパンカップ(G1)は走らずと、気分屋全開で見てるだけだと面白い。
でも、これが最後の走りなんだなぁと思うと、なんだか寂しさを感じてしまいます。この有馬記念も自身4度目の出走になり、過去の3度、全て3着内に来ている事から適正云々は、もはや語るまでもありません。
伸るか反るかの何時もの気持ちで、楽しくラストランを見守ろうと思います。
一年の計は元旦にあった
今年の正月競馬、中山金杯(G3)の勝ち馬がその後、宝塚記念や天皇賞(秋)を勝ってしまうなんて、一体誰が思っていたでしょうか。私が本命で買っていたマイネルフロスト(福島民放杯)が伸び悩むのを尻目に、ラブリーデイがレコードで完勝したあのレースを思い出します。
続く京都記念(G2)もハナ差で制して連勝。しかし、その後の阪神大賞典、天皇賞(春)は気持ち前向きさが災いしてか最後まで息が持たず、掲示板にも載れませんでしたが、6月の鳴尾記念(G3)からG1レース含む怒涛の4連勝で完全に本格化。
前走のジャパンカップも1番人気の横綱競馬をして僅差の3着と、ラブリーデイが主役級であるのは間違いないですね。
クラシック世代
今世代のクラシック総大将二冠馬ドゥラメンテの戦線離脱により、菊花賞(G1)制覇で世代の主役候補に躍り出たのがご存知サブちゃん(北島三郎)の愛馬キタサンブラックです。
ただ、乱ペースだった菊花賞を見事な騎乗で勝たせた主戦北村宏騎手が負傷で乗れないのが若干マイナスでしょうか。その、乱ペース菊花賞を先行、凌ぎきっての3着だったリアファル(栗東・音無)を個人的には一番注目しています。
ペース・展開の鍵を握りそうな同馬をどう導くのか、鞍上ルメール騎手の手綱捌きには大いに期待したいですね。
さいごに
牝馬勢だと、ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラ、リアファルとの兄弟対決が注目のエリザベス女王杯馬マリアライト(美浦・久保田)、そして3歳牝馬の有馬記念制覇に期待がかかるルージュバック(美浦・大竹)にも要注目。
他にも見所だくさんのグランプリ有馬記念は第10レース、27日(日)15時25分発走!