2016年 3月 6日(日) 2回中山4日目 12頭 15:45発走 曇
11R 第53回報知杯弥生賞
3歳・オープン・G2(馬齢)(国際)(指定) 芝2000m (A) 良
位 | 印 | 番 | 馬名 | 齢 | 騎手 | タイム・差 | 通過順 | 3F・順 | 単人気 | ||||
1 | ▲ | 11 | マカヒキ | 牡3 | ルメール | 1.59.9 | 9 | 9 | 8 | 33.6 | 1 | 2.6 | 2 |
2 | 〇 | 10 | リオンディーズ | 牡3 | M.デム | クビ | 4 | 4 | 2 | 34.4 | 2 | 1.9 | 1 |
3 | ◎ | 4 | エアスピネル | 牡3 | 武豊 | 2 | 5 | 5 | 4 | 34.4 | 2 | 4.2 | 3 |
4 | 3 | タイセイサミット | 牡3 | 内田博 | 5 | 6 | 5 | 6 | 35.2 | 6 | 20.8 | 4 | |
5 | 1 | アドマイヤエイカン | 牡3 | 岩田康 | 3/4 | 8 | 8 | 9 | 35.0 | 5 | 39.1 | 5 | |
6 | 12 | エディクト | 牡3 | 大野拓 | 1 1/4 | 12 | 11 | 10 | 34.7 | 4 | 415.6 | 12 | |
7 | 8 | イマジンザット | 牡3 | 戸崎圭 | 1 1/4 | 7 | 7 | 6 | 35.5 | 7 | 58.1 | 6 | |
8 | 9 | モーゼス | 牡3 | 蛯名正 | 3 | 3 | 2 | 2 | 37.1 | 9 | 131.4 | 7 | |
9 | 6 | モウカッテル | 牡3 | 三浦皇 | 頭 | 9 | 10 | 11 | 35.5 | 7 | 321.6 | 11 | |
10 | 2 | シャララ | 牝3 | 江田照 | 3 1/2 | 2 | 3 | 4 | 37.5 | 10 | 189.0 | 8 | |
11 | 7 | ケンホファヴァルト | 牡3 | 小崎綾 | クビ | 1 | 1 | 1 | 38.0 | 11 | 282.6 | 10 | |
12 | 5 | ヴィガーエッジ | 牡3 | 横山典 | 大差 | 11 | 11 | 12 | 39.0 | 12 | 198.8 | 9 |
弥生賞をみて
ドキドキ、ワクワク、ソワソワの今年の弥生賞。
勝ったのは、早めに抜け出した2歳王者を外から計ったようにクビ差先着した、2番人気マカヒキとクリストフ・ルメール騎手でしたー。
ゲートを出てからすぐに最後方に下げたのは、最初から決めていたのかは分からないけれど、それだけ自信があったんやろか。
逆に1番人気リオンディーズは前走の出遅れ気味なスタートとは違い、スムーズにゲートを出て前々の好位でレースを進める事が出来てたね。
リオンディーズの走りを見て勝手に吹き替えしてみると、「あまりにもペースを遅くすると分かってんだろうなー?お前ら!」ってな感じに、ジャイアンオーラを出しているように映り、
レースを引っ張ったケンホファヴァルトを初め、それに続くシャララ、モーゼスらが、その威圧感から必死に逃れようとしている姿を見たとき、背筋がゾクゾクーって、ゾクゾクーって。
勝負所からリオンディーズが動き出したのを確認して、3番人気エアスピネルと武豊騎手も同時に仕掛けたのですが、直線に入っても全く差は詰まらずに脚色も変わらず。
前半、無駄な力を一切使わず脚を温存し、前を行く有力馬2頭の駆け引き知らずで、漁夫の利を得たマカヒキがリオンディーズをクビ差交わして最初にゴール板を駆け抜けた。
でも、一番強い競馬をしたのは、やっぱり強かったリオンディーズでしょう。
自らペースを上げて他馬を捻じ伏せようとした結果のクビ差2着で、前哨戦としてはほぼパーフェクトだったし悲観する事は全くないね。
でも、ハッキリ言ってルメール騎手はちょっと勝ち過ぎじゃね?
予想結果
本命◎のエアスピネルは3着でした。
んー、あのレースを見て、上位2頭との勝負付けは完全に済んだ、と思っている人も多いと思うけれど、自分的にはそうは思わないし思いたくもない。
3、4コーナーでのリオンディーズとの差、約2、3馬身差が直線で更に突き放された訳ではなく、同じ上がりで同じ脚色。
初距離の芝二千でもあり、この舞台を何度も経験しているユタカ騎手ならではの、本番に向けた脚を計る試走的な思惑が強めにあったように思う。
サトノダイヤモンド、リオンディーズ、そして今回マカヒキを間近で見る事が出来た、感じた武豊騎手は本番皐月賞でエアスピネルを、どの様にエスコートするのか、今から楽しみだぁ!