武豊騎手はG1完全制覇を決めるか?
2歳王者を決める朝日杯フューチャリティーSが明日発走。
今年の見所は、もちろん武豊騎手が中央競馬JRAのG1レース22冠の完全制覇成るか否かだ。
前日の単勝オッズは1.7倍だが、連勝式、3連勝式馬券の売れ行きを見ると、当日は1.5倍前後になると予想される。
近年で1倍台の1番人気馬を見てみると、2012年のコディーノ(鞍上・横山典)1.3倍、2010年のサダムパッテク(鞍上・C.スミヨン)1.8倍と共に勝ちきれてはいない。
1着を争うであろうライバル
まずは、2番人気リオンディーズ(鞍上・M.デムーロ)は、あのシーザリオの仔でエアスピネルの母エアメサイヤの同期でもある。
現役時代、着順的にはシーザリオの2戦2勝、その息子が武豊の完全制覇を阻む筆頭か。
3番人気のシュウジ(鞍上・岩田)は前走、エアスピネルに3馬身半差の完敗。
だが、自ら作ったペースが少し遅すぎた感があり、決め手勝負にならない流れを作れば勝機はある。
4番人気のポールライトニング(鞍上・蛯名)は2歳リーディングのダイワメジャー産駒で先週のメジャーエンブレムに続くかどうか。
5番人気イモータル(鞍上・武幸四郎)が兄の大記録を阻止するか。
母同士のライバル対決を始めとして、前走のリターンマッチ、同期の騎手対決、兄弟騎手対決と、さまざまな鞍上含めた因縁対決で舞台は整った。
明日が、とても楽しみです。