京都大賞典を振り返る

代替パパとは呼ばせない

先日の京都大賞典(G2・京都芝ニ四)では、まさに横綱競馬と言わんばかりの着差以上の完勝を見せ付けたキタサンブラック

この馬の血統が父ブラックタイド(重賞1勝馬)母父サクラバクシンオー(最強スプリンター)なのだから競馬は面白い!

現役時代の戦績はというと、主だった勝ち鞍は3歳時にスプリングS(G3)、若駒S(OP特別)を制したのみ。皐月賞出走後に屈腱炎を発症して二年以上休養し現役を7歳まで頑張りましたが、復帰後は一勝も勝ち星をあげられずに2008年に引退。

弟のディープインパクトが2006年より種馬生活を開始していましたが、2008年に兄も種馬生活をはじめ、前者の高額種が中小の牧場では手が出ない、という代替代用(!?)として人気種牡馬となりました。

最近では弟産駆の有力馬が次々と故障していく中で、キタサンブラックのしぶといバテない走りはインパクトに欠け、華がないと見る方もいるかもしれません。

ですが、馬名の”黒潮”の如く、深さと力強さは弟にも負けない、そんな印象を代表産駆キタサンブラックに抱いていおり、今後の活躍がますます楽しみになってきました。

次はジャパンカップ(G1)へ出走との事ですが、鞍上の武豊騎手もお手馬が多くて嬉しい悲鳴ですね。キタサンブラックで、もう二つ、いや四つくらいはG1タイトルを獲ってくれると私がニコニコしちゃいます。

まさかホンメー馬の好走!

ホンメー馬に指名したアドマイヤデウスは勝ち馬にクビ差の二着。斤量56キロなら本気を出すだろうと思っていましたが、本当に走ってくれました!

直線入った辺りで、先行する武豊キタサンブラックに絶妙な進路潰しをされ岩田騎手が躊躇させられる場面が見られましたが、あそこで我慢出来た、させられた分、ラブリーデイに先着出来る脚を貯められたのでは、と見ています。

1着馬との差は”クビ”ですが相手は斤量58キロ、いや、それ以上大きな大きな格の差を見せつけられた感があります。次、56キロで出走可能なレースで、また狙ってみたいです(あるの?)。

毎日王冠を振り返る

川田騎手の不運

勝ちに行く・勝ちにこだわる競馬をすると当然ですがリスクが大きくなる。何かがあった時に対処出来なくなって大負けのリスクを背負うのは先日のスプリンターズS(G1)1番人気馬が実証済み。

毎日王冠の川田騎手が正にこの状態に陥ってしまいました。終始インベタに張り付き、ディサイファ武豊騎手の真後ろでの陣取り。

コースロスを最小限に留めて置いての直線でエンジン点火!のハズが、視界前方に伸びないバテない屋根(騎手)丹内等、先行勢二頭分の壁が立ちはだかり進路を妨げる。

外に出そうと控えたタイミングで、同じく抜けるタイミングを逸したディサイファ武豊騎手と、どーするどーするのまごまご状態に陥り万事休す。

最後は、その馬群の隙間をすり抜け、なんとか掲示板(五着以内)は確保したのが精いっぱいの川田騎手とステファノス。このコンビにとって今回のレースは度外視してもいいんじゃないかなぁ。

ホンメー馬とレースレベル

ホンメー馬に推した北村宏騎手とロサギガンティアは折り合いを欠きまくり最下位に沈みましたが、こちらもある意味では度外視という事でよろしいかと。

さて、このレース自体をどう評価するか。

勝ち馬の牝馬とそれに競り負けた2着牡馬の斤量差は3キロ、牡メスの斤量差が標準2キロで、前半1000メートル(5F)通過が60.3秒のスローペース。

そして勝ち馬のラスト600メートルがレース最速の33.4秒。

毎日王冠の過去10年の最速上がりを遡ると、昨年から33.0秒、33.1秒、32.7秒、33.0秒、32.7秒、34.3秒(前半5F58.9)、33.0秒、33.1秒、34.0秒(前半5F57.9)、33.9秒(前半5F58.8)という結果で、

じっくり脚を温存した追い込み馬同士での決着となった今年の毎日王冠。

アンビシャスを引き離せなかったルージュバック、とも言えるし、そのルージュバックと接戦を演じてしまったアンビシャス、とも言える。

重からやや重になったばかりの芝コースでのレース、という要素がブラックボックスとなってしまいますが、個人的な評価は「平凡」としておきます。

今週の重賞競走登録馬

今週末は京都競馬場で牝馬三冠ラストレースの秋華賞が行われます。ご存じの方も多いと思われますが、シンハライトは故障による出走回避となりました。

相手探しレースが一転、波乱含みの空気が漂ってきましたが穴党ファンには朗報でしょう。

エリザベス女王杯へのステップレース、東京では府中牝馬S(G2)が行われます。登録馬にはスマートレイアーマジックタイムクイーンズリングシャルール他と、なかなか粒ぞろい。

ジャンプレースでは東京ハイジャンプ(J・G2)が行われ、今年の中山グランドジャンプ(J・G1)覇者オジュウチョウサンが中山大障害(J・G1)に向けてのステップとして出陣予定。

今年の年末に向けてどのような踏み切ってジャンプを見せてくれるか、とても楽しみです。

秋華賞(G1)・京都芝ニ四内 府中牝馬S(G2)・東京芝千八 東京ハイジャンプ(JG2)・芝3110
収得賞金 馬名 収得賞金 馬名 収得賞金 馬名
12600 3 シンハライト 11525 6 スマートレイアー 6350 5 オジュウチョウサン
6450 3 ジュエラー 9500 6 メイショウマンボ 5600 8 サンレイデューク
2650 3 ビッシュ 5900 6 カフェブリリアント 3750 6 マキオボーラー
2300 3 ウインファビラス 4950 5 マジックタイム 2450 6 タイセイドリーム
2150 3 エンジェルフェイス 4250 5 シュンドルボン 1750 5 ウインヤード
1950 3 パールコード 4050 7 メイショウスザンナ 1000 6 カウウェラ
1950 3 クロコスミア 3500 4 クイーンズリング 400 5 ラグジードライブ
1850 3 ダイワドレッサー 2575 4 シングウィズジョイ 400 5 マイネルゼーラフ
1800 3 デンコウアンジュ 2450 6 カレンケカリーナ 400 7 マイネルアイザック
1600 3 ヴィブロス 2275 4 シャルール 400 9 ドリームヒーロー
1600 3 ゲッカコウ 2250 5 リーサルウェポン 400 6 テイエムシシーポス
1500 3 ミエノサクシード 2250 5 ハピネスダンサー 400 4 シゲルヒノクニ
1400 3 レッドアヴァンセ 2250 4 アスカビレン        
1100 3 フロンテアクイーン                
900 3 ワンダーピルエット                
900 3 フロムマイハート                
900 3 パーシーズベスト                
900 3 ネオヴェルザンディ                
900 3 キンショーユキヒメ                
900 3 カイザーバル                
400 3 クリノラホール                
400 3 クリノサンスーシ                

 

今日はここまで。