出馬表・直前分析
この出馬表は
右から馬番、性別、年齢、馬名、斤量、騎手、騎手年齢、特別戦獲得賞金1走換算(過去5年)、脚質、父馬、母父馬、3代遡った近親の重賞出走馬頭数、重賞賞金合計、1頭当たりに換算、
と、なっております。
番 | 性 | 齢 | 馬名 | 斤 | 騎手・年齢・特別戦1走当 | 脚 | 父馬 | 母父馬 | 近親重賞総賞金・1頭当たり | ||||
1 | 牝 | 2 | ディーパワンサ | 54 | シュタル | 42 | 0万円 | 差 | ディープブリランテ | Rahy | 5頭 | 34270万円 | 6854万円 |
2 | 牝 | 2 | ソウルスターリング | 54 | ルメール | 37 | 1413万円 | 先 | Frankel | Monsun | 1頭 | 0万円 | 0万円 |
3 | 牝 | 2 | エムオービーナス | 54 | 木幡初也 | 21 | 0万円 | 逃 | グラスワンダー | タヤスツヨシ | 8頭 | 46450万円 | 5806万円 |
4 | 牝 | 2 | レーヌミノル | 54 | 蛯名正義 | 47 | 1575万円 | 先 | ダイワメジャー | タイキシャトル | 7頭 | 10310万円 | 1473万円 |
5 | 牝 | 2 | ポンポン | 54 | 嘉藤貴行 | 35 | 0万円 | 先 | ブラックタイド | トウカイテイオー | 4頭 | 5680万円 | 1420万円 |
6 | 牝 | 2 | ショーウェイ | 54 | 松若風馬 | 21 | 231万円 | 逃 | メイショウボーラー | フジキセキ | 5頭 | 66170万円 | 13234万円 |
7 | 牝 | 2 | ブラックオニキス | 54 | 城戸義政 | 22 | 0万円 | 差 | ブラックタイド | チーフベアハート | 13頭 | 18530万円 | 1425万円 |
8 | 牝 | 2 | サトノアリシア | 54 | 池添謙一 | 37 | 599万円 | 先 | ハービンジャー | クロフネ | 5頭 | 6200万円 | 1240万円 |
9 | 牝 | 2 | ジャストザマリン | 54 | 四位洋文 | 44 | 113万円 | 先 | ディープブリランテ | Tiznow | 0頭 | 0万円 | 0万円 |
10 | 牝 | 2 | クインズサリナ | 54 | シュミノ | 23 | 99万円 | 追 | ダノンシャンティ | ウォーニング | 8頭 | 8470万円 | 1059万円 |
11 | 牝 | 2 | ジューヌエコール | 54 | バルザロ | 25 | 227万円 | 先 | クロフネ | アグネスタキオン | 12頭 | 56380万円 | 4698万円 |
12 | 牝 | 2 | アリンナ | 54 | 田辺裕信 | 32 | 139万円 | 逃 | マツリダゴッホ | グラスワンダー | 1頭 | 5950万円 | 5950万円 |
13 | 牝 | 2 | ゴールドケープ | 54 | 丸山元気 | 26 | 395万円 | 先 | ワークフォース | デュランダル | 5頭 | 5210万円 | 1042万円 |
14 | 牝 | 2 | スズカゼ | 54 | 松田大作 | 38 | 424万円 | 差 | ディープブリランテ | アフリート | 3頭 | 2100万円 | 700万円 |
15 | 牝 | 2 | フェルトベルク | 54 | 川島信二 | 34 | 26万円 | 差 | ブラックタイド | Pulpit | 0頭 | 0万円 | 0万円 |
16 | 牝 | 2 | シグルーン | 54 | 藤岡康太 | 27 | 196万円 | 先 | アイルハヴアナザー | ステイゴールド | 3頭 | 730万円 | 243万円 |
17 | 牝 | 2 | ヴゼットジョリー | 54 | 和田竜二 | 39 | 250万円 | 差 | ローエングリン | サンデーサイレンス | 4頭 | 9360万円 | 2340万円 |
18 | 牝 | 2 | リスグラシュー | 54 | 戸崎圭太 | 36 | 1026万円 | 差 | ハーツクライ | American Post | 1頭 | 2900万円 | 2900万円 |
騎手分析
阪神芝1600コースの特別戦成績を過去5年分調べてみました。
クリストフ・ルメール騎手
昨年はメジャーエンブレム騎乗で優勝騎手に輝いたルメール騎手にまずは注目です。
近年では同騎手が騎乗すると1番人気になってしまうという感じで、人気・オッズにかなりの影響が見られるまでになりました。
個人的には買い目には入れたくないジョッキーですが、必ず上位に顔を出してくるので、「消し」は難しい。
12回の騎乗で勝率25%連対率42%複勝率59%と手がつけられない状態ですが、重賞1番人気としては、今年の桜花賞メジャーエンブレム4着、阪神牝馬Sミッキークイン2着と連敗中。
3度目の正直と見るか、2度ある事は3度あると見るか。
- ソウルスターリングUp!↑
蛯名正義騎手
2歳戦といえば蛯名正義騎手の印象が強くなったのはここ最近でしょうかねー。
2014年阪神JFショウナンアデラで優勝を飾った1週間後、同舞台の朝日杯FSダノンプラチナで再び優勝。2013年阪神JFでは8番人気ショウナンアデラで3着と相性の上でも文句なし。
ここぞという時の集中力と気迫は競馬界随一で、ここでも一発あるかもあるかも。
- レーヌミノルUp!↑
和田竜二騎手
より多くの経験を積めばより巧くなる、と考えると和田竜二騎手以外考えられません。
阪神芝1600メートルコースの特別戦での騎乗は出走騎手の中で最多51鞍。2番手が池添騎手の34鞍ですから、それより1.5倍多く乗っている事になります。
過去の阪神JFでは2013年2番人気ホウライアキコ7着、2014年1番人気ロカ8着と結果は出せてはいませんが、こちらこそ3度目の正直。今年はチャンスありと見ました。
- ヴゼットジョリーUp!↑
展開予想
2歳の牝馬重賞競走。
以前は「魔の桜花賞ペース」といった言葉もあったように、まだまだ若い牝馬に予想、常識は通用しません。
その場の雰囲気にのまれ、ガーッと行ってしまう馬も出てくるでしょうし、ゆったりとした緩い流れにはならないのでは?なんて考えておりますが、
まぁ、逃げそうなのは、エムオービーナス&木幡初也騎手とアリンナ&田辺裕信騎手あたりでしょうかねぇ。
血統分析
阪神芝1600メートルのコース適性を再確認。
事前に調べたサックリ血統分析で、重要な要素を抜粋して各馬にプラス補正を施します。
種牡馬系
レースの流れが速くHペースor持久力型レースの想定ですと、まずは父サドラーズウェルズ系、期待値重視で父フォーティナイナー系にプラス補正
- ソウルスターリングUp!↑
- ヴゼットジョリーUp!↑
- シグルーンUp!↑
父他ターントゥ系はマイナス補正を。
- ショーウェイdown↓
父グラスワンダー、父ハービンジャーは万能型で期待値も高くプラス補正。
- エムオービーナスUp!↑
- サトノアリシアUp!↑
ブルードメア系(母父系)
安定感を持っていそうな母父ブランドフォード系が信頼性はトップ。Hペースor持久力戦限定ですと母父ダンジグ系を加えた2系統にプラス補正。
- ソウルスターリングUp!↑
- ブラックオニキスUp!↑
母父クロフネ、母父Monsunは瞬発力を活かす競馬に徹すれば、より信頼性アップ!
- サトノアリシアUp!↑
- ソウルスターリングUp!↑
母トキオリアリティー系
最近、存在感が増してきたのが母トキオリアリティー系。
出世頭は3歳時に安田記念を制し、豪州のG1競走ジョージライダースSで海外勝利も果たしたリアルインパクトです。マイル前後の重賞競走で活躍しました。
あとは芝ダート兼用のスプリンター、アイルラヴァゲイン(オーシャンS)がいますし、短距離スプリンター&マイラーを多く輩出している母系ですねー。
今週は、この系統2頭に注目。
まずは、香港マイルに出走するネオリアリズム(父ネオユニヴァース)です。これまで、デビュー以来、ずーっと中距離前後を使っており札幌記念(芝2000)も勝利しました。
でもでも、本領発揮はマイル前後なんじゃないかなぁと、マイルCSでは本命視。不利もありましたが、あわや勝ちも見えた3着。シャティン競馬場のムーア騎手に期待!
おっと、ココは阪神JF予想記事でしたー。
前走は最低12番人気で2着連対したショーウェイにはやはり注目しなくてはなりません。鞍上も先週で本命視した松若風馬騎手ですし期待は高まります。
ついでに触れると、現在オープンクラスのレアリスタ(父ステイゴールド)もマイル前後が良いかもしれない。ですが、父が長距離最強のステイゴールドですからどうなのかなー?
- ショーウェイUp!↑
阪神JFの最終結論
あー、1番人気ソウルスターリング&ルメール騎手は本命馬にしたくないなぁ。
そうだ!見なかった事にしょう、って事で、
最終的な本命馬候補としては、サトノアリシア&池添謙一とヴゼットジョリー&和田竜二、リスグラシュー&戸崎圭太の3頭です。
2番人気のリスグラシューですが、父ハーツクライ×母父ネイティヴダンサー系という血統データを見ると、このコースでの適性は明らかにスローペース専用の瞬発力型。
ただ、レコード勝ちした二走前の未勝利戦のレース内容からは、心肺機能もかなりのもので過去データの枠に収まらない可能性を秘めてそう。だが、人気なので本命にはしない。
さて、あと2頭のどちらを選ぶか。
ドロドロドロドロドロドロ、シャーン!
先週、3着だったアスカノロマンですが、鞍上和田竜二騎手は反省を口にしていたように、個人的にも同馬を軽視した事が未だに悔やまれる今、やはり今週こそはとの気持ちでいっぱい。
デビュー戦の川田騎手は香港へ、前走の福永騎手は負傷療養中でチャンスが回ってきた和田竜二騎手とヴゼットジョリーが2歳女王に輝く!そして、ホンメー馬に決定ー!
2001年天皇賞春をテイエムオペラオーで勝利して以来、G1競走勝利から遠ざかっている同騎手ですが、そろそろ順番でしょう。久々のG1勝利をここで決めて欲しいですねー。
あの頃の1,2,3、ダァー!が見たい!竜二、頼むぜ!
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