先週の競馬を振り返る

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マイルCS

久々の浜中俊騎手とのコンビ復活!

スタートから積極的な競馬でまんまの逃げ切り勝ちを決めた単勝3番人気ミッキーアイルが、今年のマイルCSの戴冠を果たしました。

父ディープインパクト×母父Rock of Gibraltarの同馬は3歳時のNHKマイルカップ以来、2年半ぶりのG1勝利となりました。

3代血統表 ミッキーアイル 牡5歳 鹿毛 (安平町)
ディープインパクト
 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
Halo 1969年 (米)
Wishing Well 1975年
*ウインドインハーヘア
 1991年 鹿毛 (愛)
Alzao 1980年
Burghclere 1977年
*スターアイル
 2004年 鹿毛 (愛)
Rock of Gibraltar
 1999年
Danehill 1986年 (米)
Offshore Boom 1985年
Isle de France
 1995年
Nureyev 1977年 (米)
Stella Madrid 1987年

やっぱり浜中騎手はこのコースだと上手いなぁ。しかも、ホンメー馬が3着に粘り込んで、ほぼ満足なマイルCSで楽しかったなー。

めでたしめでたしの予定でした。

だがしか~し

直線でゴチャゴチャしたのは見てとれましたので、当然の事ながら審議の青ランプ点灯。

ホンメー馬であったネオリアリズムが外に寄れていったのは何となく分かりましたが、通常の横からのカメラのみではハッキリ分からなかったので、結局は審議放送待ち。

聞こえてきた放送内容は、その15番ネオリアリズムも被害馬と判明。

直感的にいろんな意味で「荒れる」と確信しつつ、ネオリアリズムが被害馬なら、外から来た2着馬イスラボニータが加害馬の訳がない、って事は・・・。

パトロール映像を見てみたら、

いやぁ外側へ寄れてますね~、すごーくすごーく、寄れてますね~、勝ち馬が。しかも、鞍上に矯正の姿勢が見られず、右鞭連打で斜行に拍車を掛けており心象も良くない。

そして、直接的に進路を遮られたネオリアリズムが、減速せざるを得ない状況に陥り、それを避けようと外へ外へと押し出され、二次的被害が大発生。

その少し後ろ、先行集団を射程圏に捕えに掛かる態勢にあったサトノアラジン川田将雅騎手とディサイファ武豊騎手がモロに影響を受けており、危ない状況であった事が分かります。

ただ、川田騎手がもう少し早く危険察知していれば、内側への回避も選択出来た様にも見え、一番の被害は武豊騎手だったのは間違いないでしょう。

今回の事象を簡単に説明すると

ミッキーアイルの外斜行⇒減速ネオリアリズムの外回避⇒進路妨害サトノアラジンの外回避⇒挟まれたディサイファがクッション役⇒被害軽微ダノンシャーク

の玉突き事故でした。

まぁ、これもガチな「競馬」の一面ですので、一競馬ファンとしては見守る事しか出来ませんが、着順変更はなく到達順位のまま確定しました。

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現降着ルール

現在のルールでは、「被害馬が、もしも被害を受けなかったら加害馬に先着出来たか否か?」で決まりますので、映像を見た限りでは到達順位のまま確定は妥当でしょう。

当事者側の競馬関係者はともかく、スポーツとして見ている競馬ファン、お金を絡めている馬券ファン、その両方を持ち合わせたファンそれぞれの言い分が合致するのは難しい。

人間が裁く以上、ミクロ視点ではお金が絡んでいる競馬関係者・馬券ファンを最優先にせざるを得ないでしょうけれど、ネットが発達し瞬時に口コミが広がる現在、

マクロ視点で考えると将来の競馬ファン拡大・発展の為には、この降着ルールの再考の議論はあってしかるべきです。

個人的には降着にした方が加害馬関係者、被害馬関係者を考えるとベストでしょうけれど、馬券購入者を混乱させない為の、現在の「ルール」ですからね。

今年8月に逝去された競馬評論家の清水成駿氏が以前「JRAは降着採決を放棄し丸投げした」という趣旨の発言が未だ印象に残っています。

 

 

この対談の内容の真偽は判断しかねますが、少なくとも「大人の事情」が入り乱れた結果、現在の降着ルールになったのは事実でしょう。

ただ、一競馬ファンとしては、ここでしっかりと自分と向き合い割り切らないと、堂々巡りになって競馬を純粋に楽しめなくなってしまいます。

大人はね、心が汚れて(何度も同じ経験)鈍感(良い意味で)になっていくものなのですよ。まだ、若い純粋な方は競馬が嫌いになるかもしれませんが、これが「競馬」なのです。

今後は競馬に関わる全ての人の声が、より良い方向へ導く事を期待するしかないですね。

勝ったのは間違いなくミッキーアイル浜中ジョッキー。ですが、1か月近い騎乗停止期間でしっかり猛省して下さい。

しかし、失敗を叩き続ける、抹殺しようとする社会はそれ以上に怖い事です。

人間が人間を過大評価、過小評価し続けるのはもちろん自由です。悪くはないとは思いますが、良い事だとも思わない。所詮、私たち人間ごときの創る社会(ルール)なのですから。

東京スポーツ杯2歳ステーテクス

父バトルプラン×母父タニノギムレットブレスジャーニーの完勝!

今年50歳を迎えた柴田善臣騎手の来年のクラシックパートナーになるであろうブレスジャーニーが、前走のサウジアラビアRC(G3)に続いての重賞連勝を果たしました。

購買価格300万円(税別)に満たない同馬が億超えの良血馬を、重厚感満点のフットーワークで大外から薙ぎ倒すようなレースを魅せ、改めて競馬の奥深さを感じました。

3代血統表 ブレスジャーニー 牡2歳 鹿毛 (新冠町)
*バトルプラン
 2005年 鹿毛 (米)
Empire Maker
 2000年
Unbridled 1987年 (米)
Toussaud 1989年
Flanders
 1992年
Seeking the Gold 1985年 (米)
Starlet Storm 1987年
エルフィンパーク
 2005年 黒鹿 (早来町)
タニノギムレット
 1999年 鹿毛 (静内町)
*ブライアンズタイム 1985年 黒鹿 (米)
タニノクリスタル 1988年 栗毛 (静内町)
エルフィンフェザー
 1995年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米)
ダイナカール 1980年 鹿毛 (白老町)

母系ダイナカールという下支えがあるにも関わらずのこの購買価格ですので、如何にブランド志向のファッション馬主さんが多い事か・・・。

リアルダビスタをやられているぐらいの競馬への情熱の持ち主、冠名「トーセン」で知られる馬主・島川隆哉氏には、今後の益々のご活躍を期待したいですね。

このレースで私がホンメー馬に推したのは、四位騎手騎乗のスワーヴリチャードでしたが、出脚の付かない発馬からの最後の直線急伸で2着という結果でした。

ですが、先頭に立った瞬間に減速するわ、寄れて勝ち馬に迷惑掛けるわで、素質は感じさせるもののまだまだ幼いですね。でもでも、今後も期待!

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今週の重賞登録馬

今週はG1競走ジャパンカップ(G1)をはじめ、土曜日には2歳戦・京都2歳ステークス(G3)、日曜日にはスプリント戦・京阪杯(G3)の3つの重賞レースが行われます。

ジャパンカップはお先にサックリ血統分析を書きましたのでよろしければどうぞ。

京都2歳ステークスの登録メンバーを見てみましたが、

戦績だけだと、どの馬が1番人気になるかちょっと難しい。ですが、まぁノーザンファーム生産の父ルーラーシップ×母父ディープインパクトヴァナヘイムになるのでしょう。

母グルヴェイグと言う事は・・・そう、ダイナカール系一族で先週に引き続き注目ですね。

京阪杯は、スプリンターズS(G1)で6着のネロ、スワンS(G2)で3着のエイシンスパルタン、もうすぐ楽しい(?)クリスマスの3頭が人気を集める事になるのでしょう。

ジャパンC(G1) 京阪杯(G3) 京都2歳S(G3)
賞金 馬名 賞金 馬名 賞金 馬名
24200 5 ゴールドアクター 8350 6 レッドアリオン 1200 2 プラチナヴォイス
18105 4 リアルスティール 6325 5 ネロ 900 2 アダムバローズ
14300 6 ラストインパクト 4750 7 アースソニック 400 2 ヴァナヘイム
13625 4 キタサンブラック 4500 5 ラインスピリット 400 2 ワンダープチュック
11850 8 ヒットザターゲット 4325 6 ティーハーフ 400 2 マイネルザウバア
10675 6 フェイムゲーム 3650 5 クリスマス 400 2 ベストアプローチ
10275 5 サウンズオブアース 3300 5 エイシンスパルタン 400 2 ダノンディスタンス
10000 3 ディーマジェスティ 2750 4 アクティブミノル 400 2 ソーグリッタリング
8100 4 ルージュバック 2450 7 ヤマニンプチガトー 400 2 ジュニエーブル
7825 5 ワンアンドオンリー 2450 4 フミノムーン 400 2 サンライズソア
6600 5 アルバート 2450 5 アンナミルト 400 2 カデナ
6300 4 シュヴァルグラン 2325 5 ペイシャフェリス 400 2 エーティーラッセン
5100 3 レインボーライン 2315 5 オウノミチ        
3250 5 トーホウジャッカル 2250 5 ラインハート        
2650 3 ビッシュ 2250 4 メラグラーナ        
2450 4 トーセンバジル 2250 5 ホッコーサラスター        
2250 6 トウシンモンステラ 2100 4 ブラヴィッシモ        
2200 7 ジャングルクルーズ 2050 6 シンボリディスコ        
0 4 ナイトフラワー 2000 4 ジャストドゥイング        
0 4 イラプト 1800 3 キャンディバローズ        
0 4 イキートス 1700 4 セカンドテーブル        
        1500 3 キーナンバー        

 

本日はここまで。