※11月19日に血統分析表を最新版に更新

モーリスゴーストを追いかけて

次週行われるマイルチャンピオンシップ(G1・京都芝1600)の出走登録馬をサラッと見てみますと、

8歳馬が3頭、7歳馬が5頭というベテラン勢が多い印象ですが、逆に若馬を探してみると、3歳馬が1頭、4歳馬が1頭で非常に偏った感じですね。

人気になりそうな1頭の5歳馬ミッキーアイル。「ミッキー」といえば前週行われたG1競走エリザベス女王杯では2番人気ミッキークイーンが惜しくも3着。

冠名「ミッキー」でお馴染みの馬主・野田みづき氏としては、今週こそはの気持ちもあるかもしれませんね。

そうはさせじと2頭の馬を送り込んで来るのが、菊花賞で初G1タイトルをゲットした冠名「サトノ」でお馴染み、里見治(はじめ)氏。

G1獲れない病から開放された同氏は、サトノアラジンサトノルパンの有力馬2騎でG1タイトル2勝目を狙います。

他には3連勝で一気のG1獲りを狙うヤングマンパワー、エリザベス女王杯ではワンツーフィニッシュを果たした社台黄黒縦縞軍団のイスラボニータガリバルディ

3歳馬ロードクエスト、古豪フィエロと馬券的な人気は結構ばらける様な気がしますね。

真のマイル王モーリスの居ない、事実上の2番手決定戦になってしまいますが、逆に予想・レース自体は面白くなりそうですよー?

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まずは、今年の出走登録馬の血統一覧をご覧下さい。

京都芝1600・マイルチャンピオンシップ(G1)
賞金 馬名 父名 母父名 父系 母父系 馬名
15450 7 ディサイファ ディープインパクト Dubai Millennium 02◆サンデーサイレンス系 07◇他ミス・プロ系 ディサイファ
14550 8 ダノンシャーク ディープインパクト Caerleon 02◆サンデーサイレンス系 14◇他ノーザンダンサー系 ダノンシャーク
12560 8 スノードラゴン アドマイヤコジーン タヤスツヨシ 16◆グレイソヴリン系 02◆サンデーサイレンス系 スノードラゴン
12375 5 ミッキーアイル ディープインパクト Rock of Gibraltar 02◆サンデーサイレンス系 11◆ダンジグ系 ミッキーアイル
10000 7 クラレント ダンスインザダーク ダンシングブレーヴ 02◆サンデーサイレンス系 10◆リファール系 クラレント
9550 7 フィエロ ディープインパクト Danehill 02◆サンデーサイレンス系 11◆ダンジグ系 フィエロ
9300 5 サトノアラジン ディープインパクト Storm Cat 02◆サンデーサイレンス系 13◆ストームキャット系 サトノアラジン
9125 5 イスラボニータ フジキセキ Cozzene 02◆サンデーサイレンス系 16◆グレイソヴリン系 イスラボニータ
8150 7 サンライズメジャー ダイワメジャー Deputy Minister 02◆サンデーサイレンス系 09◆デピュティミニスター系 サンライズメジャー
7700 8 ダコール ディープインパクト Unbridled 02◆サンデーサイレンス系 07◇他ミス・プロ系 ダコール
7050 3 ロードクエスト マツリダゴッホ チーフベアハート 02◆サンデーサイレンス系 11◆ダンジグ系 ロードクエスト
6050 5 マジックタイム ハーツクライ ブライアンズタイム 02◆サンデーサイレンス系 03◆ロベルト系 マジックタイム
6025 4 ヤングマンパワー スニッツェル サンデーサイレンス 11◆ダンジグ系 01◇祖サンデーサイレンス ヤングマンパワー
5950 5 ネオリアリズム ネオユニヴァース Meadowlake 02◆サンデーサイレンス系 20▽セントサイモン系1881 ネオリアリズム
5750 6 ウインプリメーラ ステイゴールド フォーティナイナー 02◆サンデーサイレンス系 06◆フォーティナイナー系 ウインプリメーラ
5425 5 サトノルパン ディープインパクト ダンシングブレーヴ 02◆サンデーサイレンス系 10◆リファール系 サトノルパン
5300 7 テイエムタイホー ニューイングランド Lord At War 02◆サンデーサイレンス系 28◇ファラリス系傍流1913 テイエムタイホー
4200 5 ガリバルディ ディープインパクト Zafonic 02◆サンデーサイレンス系 07◇他ミス・プロ系 ガリバルディ

京都芝1600・ジャストMペースの設定

まずは「ジャストMペース」を設定から始めます。

これはスローペース寄りのレース数とハイペース寄りのレース数を均一化する為にど真ん中の前半5F(1000メートル)通過タイムを最初に決める事を言います。

マイルCSは3歳以上オープンクラスの重賞競走。過去5年間の上位クラスレース準オープンクラス(1600万下)以上の同コースレースを57レース分抽出しました。

前半5F通過タイムが1番速かったのは、

2014年マイルCSの56.7秒(優勝馬ダノンシャーク)

1番遅かったのは、

2012年エルフィンステークス(3歳OPクラス)他の62.9秒(優勝馬サンシャイン)でした。

その57レースの5F通過タイム中央値は58.8秒となりましたので、このレースでのジャストMペースは58.8秒と設定します。

父馬(種牡馬)系統の傾向分析

父系

マイルチャンピオンシップはは京都芝1600メートル戦です。この同コースの統計を採用・参照し、サックリ血統分析で推測してみたいと思います。

ジャストMペースは前半5F通過タイム58.8秒に設定。

基礎データは単勝オッズ50倍未満の馬が対象です。

京都芝1600・マイルチャンピオンシップ(G1)
前半5F(1000M)通過タイム 58.8秒以上 Sペース戦・瞬発力型(差し追込タイプ) 前半5F(1000M)通過タイム 58.8秒以下 Hペース戦・持久力型(逃げ先行タイプ)
♂ 父系 ♂ データ数 勝率 連対率 複勝率 掲示板 単回値 複回値 データ数 勝率 連対率 複勝率 掲示板 単回値 複回値 ♂ 父系 ♂
02◆サンデーサイレンス系 890 10.9% 21.3% 30.6% 49.6% 83 87 449 9.8% 20.7% 29.8% 47.9% 79 83 02◆サンデーサイレンス系
16◆グレイソヴリン系 119 5.0% 10.9% 22.7% 44.5% 42 70 80 8.8% 15.0% 23.8% 46.3% 92 74 16◆グレイソヴリン系
11◆ダンジグ系 64 6.3% 12.5% 21.9% 45.3% 60 79 39 10.3% 17.9% 25.6% 43.6% 100 88 11◆ダンジグ系

注目の血

父グレイソヴリン系

  • スノードラゴン

父ダンジグ系

  • ヤングマンパワー 近親ユウワンプラテクト(小倉大賞典2着)

私情分析

  • 父サンデーサイレンス系が多過ぎる
  • 父グレイソヴリン系父ダンジグ系共に苦しいか
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父馬

続いて、父馬の産駆統計を参照していきましょう。

京都芝1600・マイルチャンピオンシップ(G1)
前半5F(1000M)通過タイム 58.8秒以上 Sペース戦・瞬発力型(差し追込タイプ) 前半5F(1000M)通過タイム 58.8秒以下 Hペース戦・持久力型(逃げ先行タイプ)
♂♂ 父名 ♂♂ データ数 勝率 連対率 複勝率 掲示板 単回値 複回値 データ数 勝率 連対率 複勝率 掲示板 単回値 複回値 ♂♂ 父名 ♂♂
ディープインパクト 123 13.8% 25.2% 37.4% 58.5% 80 76 76 11.8% 25.0% 35.5% 55.3% 69 71 ディープインパクト
ダンスインザダーク 105 10.5% 19.0% 26.7% 40.0% 91 67 41 9.8% 22.0% 26.8% 41.5% 87 89 ダンスインザダーク
フジキセキ 92 8.7% 23.9% 32.6% 55.4% 86 146 47 8.5% 14.9% 31.9% 48.9% 69 115 フジキセキ
ダイワメジャー 46 10.9% 21.7% 28.3% 47.8% 77 55 31 6.5% 19.4% 19.4% 35.5% 58 47 ダイワメジャー
ネオユニヴァース 38 7.9% 15.8% 26.3% 39.5% 66 65 28 7.1% 21.4% 35.7% 50.0% 49 88 ネオユニヴァース
ハーツクライ 33 6.1% 9.1% 21.2% 42.4% 56 53 14 14.3% 21.4% 21.4% 35.7% 233 93 ハーツクライ
ステイゴールド 32 6.3% 18.8% 25.0% 37.5% 49 80 17 17.6% 29.4% 35.3% 41.2% 159 90 ステイゴールド
アドマイヤコジーン 4 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 3 0.0% 0.0% 0.0% 33.3% 0 0 アドマイヤコジーン
マツリダゴッホ 4 0.0% 0.0% 0.0% 50.0% 0 0 2 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 マツリダゴッホ
ニューイングランド 3 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 2 0.0% 50.0% 50.0% 50.0% 0 510 ニューイングランド
スニッツェル 1 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0 0               スニッツェル

注目の血

父ディープインパクト 同舞台優勝馬ダノンシャーク・トーセンラー(マイルCS)、ワールドエース(マイラーズC)他

  • ガリバルディ 近親マルカシェンク(デイリー杯2歳S他)、ザレマ(阪神牝馬S2着他)、
  • サトノアラジン 近親フローレスマジック(アルテミスS2着)
  • サトノルパン 近親レッドアリオン(マイラーズC)、リディル(スワンS)、クラレント
  • ダコール 近親ブランボヌール(キーンランドC他)
  • ダノンシャーク 
  • ディサイファ 近親グラスワンダー(朝日杯3歳S・安田記念2着他)
  • フィエロ
  • ミッキーアイル

父フジキセキ 同舞台優勝馬サダムパテック(マイルCS)、ダイタクリーヴァ(京都金杯)

  • イスラボニータ

父ハーツクライ 同舞台優勝馬ロジクライ(シンザン記念)

  • マジックタイム 近親クリスザブレイヴ(富士S他)、ゲシュタルト(スプリングS2着)

父ステイゴールド 同舞台優勝馬ウインプリメーラ(京都金杯)

  • ウインプリメーラ

父ダンスインザダーク 同舞台優勝馬クラレント(デイリー杯2歳S)

  • クラレント 近親レッドアリオン(マイラーズC)、リディル(スワンS)、サトノルパン

私情分析

  • 父ディープインパクトの安定感が素晴らしい
  • ペースが上がれば父ステイゴールドが主役に躍り出る
  • 父ダンスインザダーク父ハーツクライはマイナス方向の地味

 

>>次頁では母父系の分析です。

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