東の二歳重賞戦

今週の土曜日メインレースは東西で二歳重賞競走が共に開演!

こちらでは、東京芝1400メートル戦で行われる第52回京王杯2歳ステークス(G2)を取り上げてみたいと思います。

出走頭数は13頭で、過去には年度代表馬となったオルフェーヴルモーリスが出走し、そして勝つ事が出来なかったレースでもあり、一筋縄ではいかなさそうなニオイがプンプン漂います。

勝ち馬にはエイシンアポロン(マイルCS)やグランプリボス(NHKマイルC他)等のG1競走優勝馬もおり、結果そのものよりも出走馬の将来性に注目が集まるレースとも言えるでしょう。

それでは、進めていきましょう。

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過去レースの傾向

まずは、過去10年間の勝ち馬をご覧ください(表はスクロールします)。

日付 性 齢 馬名 騎手・年齢 場所 レース名 単・人気 距離 区分 状態 着順 着差 1F平均・タイム 上り3F順 前5F 頭数 1角 2角 3角 4角 後5F 馬体重 毛色 誕生日 1着馬 1番人気馬
2015.11.07 2 ボールライトニング 55 8 蛯名正義 46 東京 京王杯2G2 5.7 2 1400 B -0.2 11.80 1.22.6 33.4 3 60.5 18     3 2 58.4 504 -6 栗毛 2013. 4.21 ボールライトニング シャドウアプローチ
2014.11.08 2 セカンドテーブル 55 3 戸崎圭太 34 東京 京王杯2G2 34.4 11 1400 B -0.2 11.64 1.21.5 34.1 6 58.9 12     1 1 57.9 442 -6 栗毛 2012.4.05 セカンドテーブル ニシノラッシュ
2013.11.09 2 カラダレジェンド 55 8 田辺裕信 29 東京 京王杯2G2 15.7 5 1400 B -0.1 11.87 1.23.1 34.0 8 60.3 14     2 2 58.5 468 0 鹿毛 2011.2.04 カラダレジェンド モーリス
2012.11.10 2 エーシントップ 55 6 浜中俊 23 東京 京王杯2G2 6.5 5 1400 B -0.1 11.60 1.21.2 33.6 6 58.8 16     2 2 57.2 534 10 黒鹿 2010. 3.28 エーシントップ テイエムイナズマ
2011.11.12 2 レオアクティブ 55 5 横山典弘 43 東京 京王杯2G2 15.4 5 1400 B -0.2 11.73 1.22.1 33.6 1 59.0 14     13 13 58.6 448 -14 栗毛 2009. 2.22 レオアクティブ モンストール
2010.11.13 2 グランプリボス 55 4 M.デム 31 東京 京王杯2G2 12.3 7 1400 B -0.1 11.69 1.21.8 33.7 3 59.2 15     5 5 58.4 508 0 鹿毛 2008. 3.28 グランプリボス オルフェーヴル
2009.11.14 2 エイシンアポロン 55 1 池添謙一 30 東京 京王杯2G2 6.3 3 1400 B -0.2 11.71 1.22.0 34.5 2 58.3 17     8 9 58.7 492 -2 栗毛 2007. 1.22 エイシンアポロン ダッシャーゴーゴー
2008.11.15 2 ゲットフルマークス 55 2 四位洋文 35 東京 京王杯2G2 61.9 14 1400 B -0.2 11.66 1.21.6 34.1 8 58.9 15     1 1 58.3 480 -8 鹿毛 2006. 2.27 ゲットフルマークス フィフスペトル
2007.11.10 2 アポロドルチェ 55 8 後藤浩輝 33 東京 京王杯2G2 3.7 1 1400 B -0.3 11.81 1.22.7 34.9 1 59.1 15     9 9 59.4 466 -2 青鹿 2005. 4.10 アポロドルチェ
2006.11.11 2 マイネルレーニア 55 6 松岡正海 22 東京 京王杯2G2 4.1 3 1400 B -0 11.80 1.22.6 35.5 7 58.6 14     2 2 58.9 500 -8 栗毛 2004. 2.24 マイネルレーニア ゴールドアグリ

過去の勝ち馬の人気・オッズ面からみてみると、ここ10年では1番人気が1回しか勝ち星を得る事が出来ていない。

上位3番人気に限っても4勝という事で、波乱の期待が持てるレースなのは確実。単勝オッズは10倍以上の馬を中心に据えて、高配当を狙う方が楽しいのではないでしょうか。

京王杯2歳ステークスの直前分析表

とりあえず、まずは星取り表をご覧ください。

興味がありましたら、京王杯2歳ステークス関連の記事ざっくり血統で傾向分析をよろしければどうぞ。

単勝20倍未満の人気馬を基礎データとして統計をとり、=騎手、=種牡馬、BM=母父、=ニックス(父母相性)、調=調教師、=生産牧場、=馬主の、七つの要素を★☆-△×の5段階評価で表してみました。

京王杯2歳S(G2)・東京芝千四 人馬 陣営
馬名 騎手・年齢 BM 調
1 2 タイセイブレーク 55 柴山雄一 38
2 2 ダノンハイパワー 55 横山典弘 48
3 2 ジョーストリクトリ 55 松岡正海 32
4 2 ドウディ 55 蛯名正義 47
5 2 マテラスカイ 55 山本聡哉 28
6 2 ダイイチターミナル 55 嘉藤貴行 35
7 2 タイムトリップ 55 田辺裕信 32
8 2 レーヌミノル 54 浜中俊 27
9 2 ディバインコード 55 柴田善臣 50
10 2 スズカゼ 54 大野拓弥 30
11 2 コウソクストレート 55 戸崎圭太 36
12 2 レヴァンテライオン 55 内田博幸 46
13 2 モンドキャンノ 55 ルメール 37 ×

※目安としては、「★」勝率18%超「☆」勝率15%以上「-」並・データ不足「△」勝率10%前後「×」ダメダメ、の五段階評価です 

本命候補馬は?

、星取り表の評価と他もろもろ要素を勘案した結果、

  • ☆ ☆ ☆ ☆ - ★ - 戸崎圭太コウソクコーナー
  • ☆ - ★ ☆ - ★ - 蛯名正義ドウディ

次点で

  • ☆ ★ △ ★ - - ★ 浜中俊レーヌミノル

という最終評価となりました。

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二歳戦は馬より人で

戸崎圭太騎手

ここでは現在のJRAリーディングジョッキーである戸崎圭太騎手に注目してみましょう。

今回の出走馬の中で、前走、戸崎騎手とコンビを組んだ馬がコウソクストレートタイセイブレークドウディモンドキャンノの4頭居ます。

そして、この京王杯2歳ステークスでコンビを組むのは、前走で500万下条件戦くるみ賞を勝ちあがってオープン入りしたコウソクストレートに決まった訳ですが、

本音としては、前走で重賞函館2歳Sに出走して2着だったモンドキャンノにも乗りたいのではないのでしょうか。では、決め手となった理由として考えられるのはどんなものなのか。

  • 戸崎騎手本人が今回の勝ちに拘って選んだ
  • 戸崎騎手本人が先々の可能性を感じる方を選んだ
  • 騎乗依頼仲介者(エージェント)のアドバイス
  • モンドキャンノ陣営側からの大人の事情

他にも、戸崎騎手の奥様がコウソクストレートが大好き!とか、ルメール騎手とジャンケンをして負けたからとか、大人の方々が既に描いてあるロードマップに乗っかっているだけ等、

想像だけなら無限に出来ますが、やはり、個人的には今回のレースで勝てる馬を戸崎騎手自身が決めたのだ!と思いたいですねー。

嘉藤貴行騎手

そういう考え方をすると、挙げなくてはならないのが京王杯2歳ステークスが行われる11月5日(土)が35歳の誕生日に当たる美浦所属の嘉藤貴行ジョッキーです。

いまや馬主ミルファームさんの主戦ジョッキーとして地味(失礼)~に活躍されている嘉藤騎手ですが、個人的には穴男江田照男騎手の後継者と思っているのですがどうでしょう。

出遅れ最後方からの衝撃の追い込み勝ちのデビュー戦で有名なリアルヴィジョンの8戦目、12頭立てのレースで三コーナーからのマクリを決めて、騎乗3戦目にしてJRA初勝利を挙げた嘉藤騎手。

デビュー5年目以降から年間勝利数では一桁台が続いてきましたが、今年の9月11日中山競馬第1レースのポンポンに騎乗し年間10勝に到達。

実に13年ぶりの二桁勝利を達成し、徐々に徐々にではありますが、存在感を増しています。

今回は、前走の小倉2歳ステークスで2着に飛びこみ波乱を演出したダイイチターミナルで初重賞制覇に挑戦。嘉藤貴行ジョッキーは、自らの誕生日を初重賞勝ちで祝う事が出来るか!?

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京王杯2歳ステークスの結論

嘉藤貴行騎手を応援する為、ダイイチターミナルを本命にしたいのですが、そこはプロの勝負の世界、という事で現実はとてもとてもキビシーのです。

やはりここは戸崎騎手の選んだパートナーを素直に信じてみる事にして、前走、前々走と芝1400コースを連勝しているコウソクストレートに決定~!

突然ですが過去10年の優勝馬、その前三走を確認してみます。

日付 性 齢 優勝馬 場所 前走レース名 単・人気 コース 着順 着差 頭数 1角 2角 3角 4角 場所 二走前レース名 単・人気 コース 着順 着差 頭数 1角 2角 3角 4角 場所 三走前レース名 単・人気 コース 着順 着差 頭数 1角 2角 3角 4角 優勝馬 1番人気馬
2015.11.07 2 ボールライトニング 京都 新馬 2.5 1 内1400 -0.2 18     4 4                                                 ボールライトニング シャドウアプローチ
2014.11.08 2 セカンドテーブル 小倉 小倉2歳G3 15.7 6 芝1200 0.7 12     13 14 小倉 新馬 1.8 1 芝1200 -0.8 9     2 2                         セカンドテーブル ニシノラッシュ
2013.11.09 2 カラダレジェンド 東京 新馬 5.4 2 芝1400 -0.3 14     4 3                                                 カラダレジェンド モーリス
2012.11.10 2 エーシントップ 中京 中京2歳 1.9 1 芝1400 -0.1 16     1 1 阪神 新馬 1.5 1 内1400 -0.4 12     1 1                         エーシントップ テイエムイナズマ
2011.11.12 2 レオアクティブ 東京 くるみ賞500* 4.4 2 芝1400 0.2 14     8 5 中山 芙蓉S 8.4 4 芝1600 0.7 10   6 6 5 新潟 ダリア賞 13.5 4 内1400 0 9     8 7 レオアクティブ モンストール
2010.11.13 2 グランプリボス 京都 デイリーG2 6.4 3 外1600 1.3 15     2 2 札幌 新馬 11.3 6 芝1500 -0.1 12   2 2 2                         グランプリボス オルフェーヴル
2009.11.14 2 エイシンアポロン 京都 デイリーG2 12.5 5 外1600 0 17     2 2 阪神 野路菊S 5.2 2 外1800 1.1 9     7 7 小倉 未勝利* 5.5 4 芝1800 -0.4 16 2 2 1 1 エイシンアポロン ダッシャーゴーゴー
2008.11.15 2 ゲットフルマークス 札幌 すずらん 6.9 4 芝1200 0.3 15     1 1 札幌 新馬 2.5 1 芝1200 -0.1 14     1 1                         ゲットフルマークス フィフスペトル
2007.11.10 2 アポロドルチェ 東京 いちょう 4.8 3 芝1600 0.1 15     5 5 中山 新馬 1.6 1 芝1200 -0.6 11     1 1                         アポロドルチェ
2006.11.11 2 マイネルレーニア 新潟 新潟2歳G3 2.9 1 外1600 0.3 14     1 1 新潟 ダリア賞 2.5 1 内1400 -0.8 9     1 1 新潟 未勝利* 39.1 10 内1400 -0.7 12     1 1 マイネルレーニア ゴールドアグリ

蛯名騎手&ドウディは4戦目での勝ち上がりという事もあり、早熟度が低そうですし、レーヌミノルの前走、小倉2歳ステークスのレースが圧倒的過ぎて純スプリンターを匂わせます。

モンドキャンノは東京芝1400コースの適正に疑問符が付いたのもありますが、やはり近年の傾向を見てみますと、前走を芝1200で好走した馬というのはちょっと敬遠したくなりますね。

という事で、戸崎騎手&コウソクストレートに頑張ってもらいた~い!

コウソクコーナーの無念をコウソクストレートが晴らして、ついでにコウソクラインも頑張れ!しかし何故冠名が「コウソク」なんだろう。馬主の野崎さ~ん!