冠名サトノが念願のG1勝ち!

皆さんは菊花賞の最終コーナーをご覧になりましたか?

両雄のサトノダイヤモンドディーマジェスティが馬体を合わせ、クラシック最終戦に相応しい一騎打ちを演じるかと思いきや、

蛯名正義騎手の必死の抗いをルメール騎手がチラッと確認する余裕を持つ程の抜群の手応え。

そして最後の直線!

馬なりで突き放すルメール騎手とサトノダイヤモンドが、京都競馬場正面スタンド前の大歓声と共に舞台袖から姿をさっそうと現し、そして疾走。

ルメール騎手の懸命さとは対照的に、レース中だという事を忘れてしまうくらいの軽やかな終いの脚で他馬を圧倒。本当の意味でのウイニングランそのままに最後の一冠を勝ち取りました。

切れ味勝負で、ディーマジェスティマカヒキに屈した春競馬二冠の皐月賞と東京優駿。その鬱憤を晴らすかのような完勝を見せつけられ、文句のつけようのない”強い馬が勝つ”菊花賞馬の誕生でした。

馬主の里見治(はじめ)氏も、ミラクルサミーマジカルサミーからスタートした馬主人生が、約25年後のサトノダイヤモンドで遂にG1馬オーナーに到達。

次の目標はダービー馬オーナーか、はたまた凱旋門賞馬オーナーか。里見オーナーと冠名「サトノ」馬には、いち競馬ファンとしてこれからも夢をドラマを見せて続けて欲しい。

でも、税金はしっかりきっちり納めて下さいねー。

締めて魅せた立役者

陰のレースの立役者といえば、馬主さんが初G1制覇の為、念には念を入れたのかどうかは定かではないですが、同じ勝負服の池添騎手とサトノエトワール

決め脚勝負だと分が悪そうなサトノダイヤモンドのペースメーカー・ラビット役を演じた同馬は、

ペースを握ったミライヘノツバサの走りに対して、突っつき突っつきの先導役ならぬ扇動役に徹し、決してマイペースを許さない。

前半600メートルは35.3秒と過去10年では最速、前半1000メートルも1分をきるミドルペースを維持させ、3コーナー手前でお役御免のフェードアウト。

もう一頭ともう一人は、やはり長距離レースならこの人を忘れてはいけません、

あくまで、”1着”を取りに先行策で勝負に出たエアスピネル武豊騎手のレース中の絶妙な立ち回り。直線、最内から伸びてきたのを見て一瞬ユタカマジック炸裂かと思いましたが、

前方にいた馬は田中勝春トーホーシデンではなく、強者ルメールサトノダイヤモンド。本当に本当に生まれた世代が悪かった。

リオンディーズに阻まれた朝日杯FS、ディーマジェスティマカヒキサトノダイヤモンドに圧倒され続けたクラシック三冠競争。

これからはどういう路線を歩むのか。今後の成長も含めて期待・注目し続けたいです。

血統で見ると

デビュー当時から感じていた、あの完全無欠のサイボーグ感。あの強い推進力を持つサトノダイヤモンドは、距離が延びれば延びるほど強さを発揮しそう、そんな印象を受けました。

血統的に考えてみると、ディープインパクトの苦手な長距離を、母父のダンジグ系Orpenがそれを補完した結果なのでしょう。

祖ダンジグ自身はスピード短距離型だったのでしょうが、ダンジグ”系”になると実は長距離にめっぽう強い!というのは、つい最近、私も知ったので実は納得していたりします。 >>菊花賞のざっくり血統で適正分析

今後のローテーションは分かりませんが、古馬との対戦が待ち遠しくて早くもウズウズし始めている競馬ファンは私だけではないハズ。

先週のホンメー馬!

土曜日の富士ステークス(G2)は、ディープインパクト産駆2頭を上位評価しましたが、ホンメー馬ガリバルディ福永騎手は後方チョイ差し競馬の5着、対抗のダノンプラチナルメール騎手は3着という結果。

ただ、重賞レースとしてはあまり見応えがなく、前半600メートル36.3秒という誰も行きたがらないスローペースで談合(?)を疑われてもおかしくない内容。

そんなスローの流れの中、大外枠スタートの1番人気池添ロードクエストとしては難しい競馬でしたが、それにしても直線伸びなかったなー。

菊花賞のホンメー馬M.デムーロジュンヴァルカンは、まさかの大出遅れ、あれは…、そういえば、ノリ騎手とミツバの大逃げは凄かったなー(遠い目)。

今週の重賞競走登録馬

今週末 日曜日は東京競馬場で古馬路線第一関門、第154回天皇賞・秋(G1・東京芝二千)が行われます。

出走登録馬には、モーリスエイシンヒカリリアルスティールルージュバック他、古馬戦でありながら有力馬同士の初顔合わせが多いという とても楽しみなレースです。

一足先に記事を書きましたのでよろしければどうぞ >> 天皇賞秋・ざっくり血統で傾向分析

京都ではマイルチャンピオンシップ(G1)の前哨戦にあたる、第59回毎日放送賞スワンステークス(G2・京都芝千四)が行われます。

前年度覇者の4歳牝馬アルビアーノをはじめ、フィエロサトノアラジンエイシンスパルタンダンツプリウス他、こちらも注目ですね。

あー、そうそう。2歳牝馬限定戦のアルテミスステークス(G3・東京芝千六)も忘れないようにー。

天皇賞・秋(G1)・東京芝二千 スワンステークス(G2)・京都芝千四 アルテミスS(G3)・東京芝千六
収得賞金 馬名 収得賞金 馬名 収得賞金 馬名
31890 5 モーリス 9550 7 フィエロ 1200 2 サトノアリシア
27725 6 ラブリーデイ 8150 7 サンライズメジャー 900 2 トーホウアイレス
19560 5 エイシンヒカリ 6750 8 メイショウナルト 400 2 ヴィーナスフローラ
15105 4 リアルスティール 6350 5 サトノアラジン 400 2 リスグラシュー
13875 6 ロゴタイプ 6250 6 ダンスディレクター 400 2 ライジングリーズン
11600 6 サトノノブレス 5300 7 テイエムタイホー 400 2 メローブリーズ
10000 7 クラレント 4850 3 ダンツプリウス 400 2 マルモレイナ
8100 4 ルージュバック 4400 7 バクシンテイオー 400 2 フローレスマジック
7420 5 ステファノス 4375 5 エイシンブルズアイ 400 2 ピアノイッチョウ
5600 7 ヒストリカル 4325 6 ティーハーフ 400 2 ビーカーリー
5525 4 アンビシャス 4225 5 サトノルパン 400 2 ヒストリア
5275 5 アドマイヤデウス 3650 4 アルビアーノ 400 2 パフォーム
3850 4 サトノクラウン 3300 5 ミッキーラブソング 400 2 ハートオブスワロー
3775 4 ヤマカツエース 3300 5 エイシンスパルタン 400 2 トワイライトライフ
2800 7 カムフィー 2325 5 ペイシャフェリス 400 2 ツヅク
        2250 5 ラインハート 400 2 スズカゼ
        2250 4 ムーンクレスト 400 2 シグルーン
        2100 4 ブラヴィッシモ 400 2 コーラルプリンセス
        950 6 ランドクイーン 400 2 クイントゥープル
                400 2 ウインシトリン
                400 2 アピールバイオ
                200 2 アートオブダムール
                80 2 ブラックプール

 

本日はここまで。