サトノダイヤモンドVSディーマジェスティ か?

牡馬三冠レースの最終戦、菊花賞(G1)が10月23日(日)の京都競馬場で行われます。

菊花賞トライアル両レースの勝ち馬同士の一騎打ちとなるのか、それとも真のステイヤーが他の17頭の中に潜んでいるのか、それはレースが終わるまで誰にも分からないデース。

サトノダイヤモンドとしては、皐月賞でディーマジェスティマカヒキに続く3着に敗れ、東京優駿(日本ダービー)で、マカヒキとのハナ差接戦で再び敗れて春は無冠で終了。

これほどの馬が、牡馬クラシック三冠を一つも取れないなんて事態は、陣営・関係者を含めなんとか避けたいといったところ。

ラスト一冠は”強い馬が勝つ”と謂われる菊花賞では父ディープインパクト産駆としては未だ勝利ナシという鬼門のレースですが、さて。

コース説明

菊花賞は向正面の第三コーナーの坂を上りに掛かる地点からのスタート。約200メートル進むとすぐにコーナーに差し掛かり、坂を下りながら一週目の第四コーナーから直線へと入って正面スタンドから大歓声を受けながら第一コーナーへのカーブへ進入。

二コーナーカーブから向正面の直線へ入り、約400メートルを走って二度目の坂を上りつつ三コーナーへ向かい、坂を下りながら第四コーナーカーブ、そして直線へ。

外回りコースの直線距離は約400メートル。

早めに抜け出しリードを保って凌ぎきるか、温存した終いの脚を繰り出して先頭馬を捕えきるか。

近年では、最後のコーナーを2,3番手から押し切る戦法が多いようで、先行出来る前向きさ、もしくは、三コーナー過ぎからマクリつつも最後まで脚を持たせる非常にタフな走りが要求されています。

それでは今年の登録メンバーの血統をご覧下さい。

菊花賞(G1)・京都芝三千
賞金 馬名 父系 母父系 父名 母父名 馬名
10000 3 ディーマジェスティ ◆サンデーサイレンス系 ◆ロベルト系 ディープインパクト ブライアンズタイム ディーマジェスティ
9500 3 サトノダイヤモンド ◆サンデーサイレンス系 ◆ダンジグ系 ディープインパクト Orpen サトノダイヤモンド
3600 3 マウントロブソン ◆サンデーサイレンス系 ◇他ミス・プロ系 ディープインパクト Mr. Greeley マウントロブソン
3600 3 エアスピネル ◆キングマンボ系 ◇祖サンデーサイレンス キングカメハメハ サンデーサイレンス エアスピネル
2800 3 レインボーライン ◆サンデーサイレンス系 ◆デピュティミニスター系 ステイゴールド フレンチデピュティ レインボーライン
2600 3 ミッキーロケット ◆キングマンボ系 ◇他ノーザンダンサー系 キングカメハメハ Pivotal ミッキーロケット
2000 3 レッドエルディスト ◆サンデーサイレンス系 ◇他ナスルーラ系 ゼンノロブロイ Darshaan レッドエルディスト
1850 3 プロディガルサン ◆サンデーサイレンス系 ◆ストームキャット系 ディープインパクト Storm Cat プロディガルサン
1800 3 イモータル ◆サンデーサイレンス系 ◇ポト8ーズ系傍流1773 マンハッタンカフェ Acatenango イモータル
1500 3 ミライヘノツバサ ◆サンデーサイレンス系 ◇ファラリス系傍流1913 ドリームジャーニー シルバーチャーム ミライヘノツバサ
1500 3 ジュンヴァルカン ◆サンデーサイレンス系 ◆フォーティナイナー系 ネオユニヴァース エンドスウィープ ジュンヴァルカン
1500 3 シュペルミエール ◆サンデーサイレンス系 ◆デピュティミニスター系 ステイゴールド クロフネ シュペルミエール
1500 3 カフジプリンス ◆サンデーサイレンス系 ◆ロベルト系 ハーツクライ シンボリクリスエス カフジプリンス
1500 3 ウムブルフ ◆サンデーサイレンス系 ◇ブランドフォード系1919 ディープインパクト Monsun ウムブルフ
1500 3 アグネスフォルテ ◆ダンジグ系 ◆デピュティミニスター系 ハービンジャー フレンチデピュティ アグネスフォルテ
1400 3 ジョルジュサンク ◆サンデーサイレンス系 ◇他ノーザンダンサー系 ヴィクトワールピサ ラムタラ ジョルジュサンク
900 3 ネイチャーレット ◆ロベルト系 ◆サンデーサイレンス系 タニノギムレット アグネスタキオン ネイチャーレット
900 3 サトノエトワール ◆キングマンボ系 ◇祖サンデーサイレンス キングカメハメハ サンデーサイレンス サトノエトワール
900 3 コスモジャーベ ◆キングマンボ系 ◆デピュティミニスター系 ソングオブウインド モルフェデスペクタ コスモジャーベ

 

セントライト記念勝ち馬ディーマジェスティ、神戸新聞杯勝ち馬サトノダイアモンドと東と西のトップホース同士の頂上決戦、菊花賞がたっのしみー!

父馬(種牡馬)系統のデータ分析

父系

今回は長距離適正を重視する為、全競馬場の芝ニ五以上での統計で、ざっくりな血統傾向を分析・推測してみたいと思います。基礎データは単勝オッズ20倍未満の上位人気馬のみ対象です。

全場芝二五以上・単勝20倍未満対象
父系 総数 1着数 勝率 単適回 複勝率 複回値 平オッズ 平人気 父系
◆サンデーサイレンス系 1783 227 12.7% 74 37.3% 85 8.6 3.9人気 ◆サンデーサイレンス系
◆ロベルト系 426 62 14.6% 93 35.2% 81 9.5 4.2人気 ◆ロベルト系
◆キングマンボ系 246 39 15.9% 89 39.4% 81 8.2 3.8人気 ◆キングマンボ系
◆ダンジグ系 122 22 18.0% 119 38.5% 97 9.6 4.4人気 ◆ダンジグ系

 

ダビスタ脳の私自身のダンジグ産駆イメージは短距離・早熟だったけれども、実際調べてみると「ダンジグ系」は勝率18%。むしろ長距離が得意な系統という事実にかなり衝撃。ちょっと感動してしまった。

該当馬 アグネスフォルテ

勝率15.9%複勝率39.4%の「キングマンボ系」も底堅くて狙いやすいね。

該当馬 エアスピネル ミッキーロケット サトノエトワール コスモシャーベ

父馬

続いて、父馬の産駆実績を確認していきましょう。

全場芝二五以上・単勝20倍未満対象
父名 総数 1着数 勝率 単適回 複勝率 複回値 平オッズ 平人気 父名
ステイゴールド 248 50 20.2% 99 44.0% 93 8.0 3.6人気 ステイゴールド
マンハッタンカフェ 156 20 12.8% 74 33.3% 75 8.5 4.0人気 マンハッタンカフェ
キングカメハメハ 155 23 14.8% 82 37.4% 73 8.2 3.7人気 キングカメハメハ
ハーツクライ 137 25 18.2% 90 42.3% 84 7.5 3.3人気 ハーツクライ
ディープインパクト 137 13 9.5% 58 40.9% 102 9.2 4.1人気 ディープインパクト
ゼンノロブロイ 92 10 10.9% 72 32.6% 76 9.2 4.2人気 ゼンノロブロイ
タニノギムレット 81 12 14.8% 84 42.0% 89 8.3 3.9人気 タニノギムレット
ネオユニヴァース 62 8 12.9% 84 38.7% 94 8.8 4.0人気 ネオユニヴァース
ハービンジャー 33 8 24.2% 132 42.4% 100 8.6 3.9人気 ハービンジャー
ドリームジャーニー 6 0 0.0% 0 16.7% 28 8.7 4.0人気 ドリームジャーニー
ソングオブウインド 1 0 0.0% 0 100.0% 340 15.2 7.0人気 ソングオブウインド
ヴィクトワールピサ 1 0 0.0% 0 100.0% 190 5.0 2.0人気 ヴィクトワールピサ

 

長距離なら「ステイゴールド」で仕方なし。

三冠馬オルフェーブル、4年連続G1勝ちゴールドシップ、天皇賞(春)連覇フェノーメノ、春秋グランプリ馬ドリームジャーニーをはじめ名馬がズラリと並ぶステイヤー量産パパ。

勝率20.2%複勝率44%回収率も優秀で文句のつけどころが無い!

該当馬 レンボーライン シュペルミエール

勝率18.2%複勝率42.3%の「ハーツクライ」は、超大物ステイヤーはまだ出ていないものの、

シュバルグラン(阪神大賞典)、フェイムゲーム・ギュスターブクライ(アルゼンチン共和国杯)、ウインバリアシオン(日経賞)と、中堅ステイヤーなら負けてはいない。

該当馬 カフジプリンス

今後の有望長距離父なら「ハービンジャー」の勝率24.2%複勝率42.4%も見逃せない。単勝複勝回収率も100%以上と期待値は高く、買うなら今でしょ!

該当馬 アグネスフォルテ

いつもは軸馬筆頭候補の「ディープインパクト」だが、ここでは分が悪く勝率9.5%。「ゼンノロブロイ」の勝率10.9%前後と共に長距離戦では不甲斐ない。

該当馬 ディーマジェスティ サトノダイヤモンド マウントロブソン ブロディガルサン ウムブルフ レッドエルディスト 

 

>>次頁では母父系の分析です。