キタサンブラック断然の1番人気

現在のキタサンブラック武豊の単勝オッズは1.9倍、複勝支持率は60%弱という圧倒的な人気となっていますが、これはどうなんでしょうか。

愛用させて頂いている競馬データベースソフト”ターゲットフロンティアJV”で単複馬券の形跡を見てみますと、

京都大賞典馬券の前売り投票が始まった1,2時間後、午後9時前後に単勝が80万円分、複勝が300万円分の馬券大量購入が見られます。

1枠1番キタサンブラック武豊によほどの自信を持つプロの馬券師さんなのか、それともサブちゃん軍団関係者の規模の大きい応援馬券なのか、それとも?

過去レースの傾向

この京都大賞典は、毎日王冠よりも更におじさん馬おばさん馬にはキビシー重賞で、過去10年間では4歳馬3勝、5歳馬7勝と正に全盛期を迎えたサラブレッドのみに許されるその栄誉。

6歳馬以上の勝利は2003年のタップダンスシチーまで遡りますし、今回は出走馬のいない3歳馬ですと1998年のセイウンスカイまで、という過去の勝ち馬。

ここは素直に4,5歳馬を中心視した方がよろしいかと思います。まぁ、そうしますと自然な形で4頭に絞られちゃうんですよねー。

京都大賞典の直前分析

とりあえず、まずは星獲り表(名前はまだない)をご覧ください。

興味がありましたら、京都大賞典関連の記事ざっくり血統で傾向分析もどうぞ。

単勝20倍未満の人気馬を基礎データとして、父=種牡馬、BM=母父、二=ニックス(相性)、騎=騎手、調=調教師と五つの要素を「★☆-△×」の5段階評価で表してみました。

京都大賞典(G2)・京都芝ニ四
馬名 騎手・年齢 BM 調
1 4 キタサンブラック 58 武豊 47 ×
2 8 ファタモルガーナ 56 浜中俊 27
3 5 アドマイヤデウス 56 岩田康誠 42
4 6 ラストインパクト 56 川田将雅 30
5 6 タマモベストプレイ 56 藤岡康太 27
6 4 ヤマカツライデン 56 池添謙一 37
7 6 アクションスター 56 北村友一 30
8 5 サウンズオブアース 56 M.デム 37
9 8 ヒットザターゲット 56 小牧太 49
10 6 ラブリーデイ 58 ルメール 37

※目安としては、「★」勝率18%超「☆」勝率15%以上「-」並・データ不足「△」勝率10%前後「×」酷過ぎ、の五段階評価です 

評価上位馬は?

前述した、このレース星獲り表の上位評価馬は、

「★☆☆★★」の岩田騎手とアドマイヤデウス、「★★-★★」の川田騎手とラストインパクトという結果となりましたー。

一昨年の覇者

昨年の札幌記念(G2)以来の前走宝塚記念で川田騎手とのコンビが復活したラストインパクト

ドバイシーマクラシック(G1)では2着ドゥラメンテから1馬身半差の3着と善戦した後の宝塚記念、見えない疲労もあったのか、デビューしてから最低の支持数で単勝オッズも60倍弱と低評価に応える(?)形で7着に終わった。

今走の単勝オッズは現在10倍強と、勝ち負け出来る調子にまで戻ってきたと判断されている状況で、京都大賞典連覇中の川田騎手の三連覇を後押しするに相応しいパートナーでしょう。

一昨年の勝ち馬ラストインパクト、君に決めた!?

アドマイヤドンの担い手

昨年1月の日経新春杯での重賞予想で、本命フーラブライド対抗アドマイヤフライト単穴アドマイヤデウスとし、予想外な的中を決めてしまった頃から妙に気になるこのお馬さん。

その次走、日経賞も勝利して、この馬が2015年の主役になる!きっとなる!と思った後の三連戦で二桁着順三連続をかましちゃって消沈。

しょぼーんと気落ちしている所に現れた同じ種牡馬アドマイヤドン産駆のアルバートが、4連勝でステイヤーズS(G2)を圧勝し、再びアドマイヤデウス熱がチョびっと復活して共に有馬記念出走を果たした。

いつの間にか韓国に飛ばされてしまった種牡馬アドマヤドン(父ティンバーカントリーベガ)の血脈の担い手候補としてアドマイヤデウスアルバートには、何とか大きい所を勝って欲しいですね。

カンカン泣き?

戦績をよ~く見ていきますと、この馬はカンカン泣き(高斤量を苦にする)している可能性も高い。

斤量が56キロを超えると途端に凡走という、神経質でとても繊細な馬っぽいですね。5歳になってようやく57キロには慣れてきた所で宝塚での58キロで再び凡走。

そんな同馬が今、56キロで出走出来たらどうなるか。

20キロの亀の甲羅を背負って亀仙人の修行をこなした悟空&クリリンが、天下一武道会直前にその甲羅を降ろした途端と同様、ヒャッホー状態になるに決まってる。

斤量56キロ以下では8戦5勝で複勝率100%、これは期待できそうだ。

玄人ぶってカンカン泣きなんて言葉を使ってみましたが、未だに使う競馬関係者いるのかなー。

月曜日メインの総括

今回はラストインパクトアドマイヤデウスで非常に悩みました。

毎日王冠では、ステファノス騎乗で不運なスローペースで馬群に飲み込まれ消化不良の川田騎手が騎乗するラストインパクトと、

2着アンビシャス、3着ヒストリカルの馬主は冠名アドマイヤでお馴染みの近藤利一氏の奥様である近藤英子氏。1着席を明日の夫の為にわざわざ空ける(?)という、サインちっくな終劇でした。

最終的にはやっぱり、心情的にアドマイヤデウスに軍配って事で同馬をホンメー馬に決定ー!

昨年春の重賞レース、日経賞(G2)以来の斤量56キロ出走で久しぶりの本気の走りが見られそうな同馬を導くのは、主戦ジョッキー岩田康誠(やすなり)騎手。

最近は本当に調子が良くないのか、勝ったレースをしばらく見ていませんが、この京都大賞典で勝利し復活の狼煙をあげて欲しいものです。

今日はここまで。

ラストインパクトの中にリアルインパクトが混じっていたのを修正(汗)